2016 >> 2017
明けましておめでとうございます。
今朝はお雑煮と栗きんとんだけ食べて、部活に行きました。
街はとてつもなく静かで、どこか冬の空気が透き通っていて、たまにはこんなお正月もありかなぁと思います。
2017年最初の朝、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、昨年を振り返ってみると私にとって初めて心から音楽をしたい、うまくなりたい、と思った年だったと思います。
私は小学校の頃からかれこれ6年間みんなでひとつの音楽をつくる、という活動をしてきたことになるのですが、
音を出す、みんなで合わせる、ということに楽しさを見出してはいたものの、それ以上でも以下でもありませんでした。
そんな私の世界が一転したのはちょうど昨年の1月頃だったと記憶しています。
冬休み、ひとりで1日中基礎練習をしていた日でした。
本当に突然でした。
今までただただ時間を潰すようにロングトーンをして、リップスラーをして、という毎日だったのに、
どうしてだったのか、何がきっかけだったのか、よく分からないのですが、
いい音を出したい、もっと息が入るようになりたい、そんな欲望がふつふつと湧いて出てきたのです。
それからは本当に充実した冬休みになりました。
息の吸い方、入れ方を研究し、美しい音色を目指して、それからはぐんぐん伸びていくのを実感することもできて、本当にホルンを吹くことが楽しかったんです。
春夏秋冬たくさんの行事でいろいろなことを学んで、たくさんのものを得た1年でした。
バカみたいなことで笑いあった日も、舞い上がったことも、悔しくて泣いたあの日も、自分のしたことを恥じて深く反省したことも、
今思うとやり直したくなる過去ばかりですが
その全てが今の私をつくっているんだなぁと思うと、お正月テンションの私には全部微笑ましく思えます(笑)
今年は受験生。
合唱コンもコンクールも運動会も文化祭も、
まだ実感はないけどもう今年で最後で。
そう思うと新年からとっても寂しい…
だから、今年の抱負はやりきる事。
受験を控えて忙しくなるだろうし、焦りや不安で大変なこともあると思うけど、1年後絶対に後悔したくないから。
あとは、毎朝起きたらカーテンを開けて伸びをすることと、ひとことでも日記をつけること!
いい年になりますように…
アンサンブルフェスタ
月日が過ぎるは早いもので、今日はもう大晦日ですね…
私は大晦日感が皆無で少し寂しく感じていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
この冬、私は金管8重奏のメンバーとして1月のコンクールに向けて日々練習に励んでいるのですが、その過程として、先日アンサンブルフェスタに出場させて頂きました。
その時の話を少し書き留めておきたいと思います。
私はホールの舞台の上、本番、というあの一瞬一瞬が実は結構好きです。
私たちのための照明、視線、空気。
すべてが私たちのためだけの瞬間なんです。
もちろん緊張もします。すごくします。
強豪校ならきっとホール練ももっとあって、響きにも慣れていて、緊張とかはしないのかもしれませんが…
私はこの独特な緊張感も含めて本番という空気感を楽しみたいのです。
しかし私はたった一度しかないこの舞台で最低な音楽をしてしまいました。
確かに私はアンサンブルで舞台の上に立つのは初めてのことでした。
最初の一音を吹いたとき、普段と全く違う聴こえ方をする自分の音にとても不安になりました。
でも不思議とすごく気持ちよかったんです。
自分の音が、みんなの音が一つになってホールに響いて飛んでいって、
本番という空気感が私たちとお客さんと、全部を巻き込んでひとつの音楽をつくり出していました。
この瞬間が、私はたまらなく好きなんです。
しかし、事故は突如として起こります。
私は音を外してしまいました。
不幸中の幸いか、目立つところでもなくひどい外れ方もしなかったので演奏自体にさほど影響はなかったらしいのですが、あの時の私は弱かったんだと思います。
そこから私は会場全体の音楽から、8人の音楽から、どんどん疎外されていきました。
みんなを繋ぎとめていた糸は途切れ、私だけ宙にぶら下がっているようでした。
急に思うように音がでなくなり、そのままもがきながら醜い音楽をしてしまいました。
みんなそれぞれに思うところはあったようで、どんよりと迎えた結果発表でしたが、光栄なことに金賞だけにとどまらず特別賞まで頂くことができました。
やはり皆ひと安心、といった感じでしたが私はどうしても素直に喜ぶことができませんでした。
少し話は飛びますが、翌日ある先生のレッスンがありました。
その時の言葉で印象的なものがあるので紹介します。
お前らは音楽じゃないことを考えてるから緊張するんだ。
ハッとしました。
そっか、私は音を外した瞬間に失敗した、賞をとれないかもしれない、みんなに見せる顔がない、という考えに意識が向いて音楽をしようとすることをやめてしまっていたのかもしれない。
本当に単純なことでした。
楽譜は作曲者からのメッセージなんです。
いわば私たち演奏する立場の者はメッセンジャーで、
そのメッセージをいかにして私たちは聴いてくださる方々に届けるか、それが大切だと思うのです。
コンクールは演奏会とは違って審査員がいて、審査という対象で演奏を聴いて頂くことになるので楽しむ、楽しんでもらう、というのとは少なからず違う方向性になるとは思いますが根本的なものは変わらないはずです。
今回私は作曲者の意志を無下にしてしまったことを本当に後悔していて、私にとっても特別な舞台を無駄にしてしまったことが悲しくて、そして次の舞台を最後にしたくなくて、
今年は大晦日もお正月も返上して頑張ります👊💪✨
全国大会いきたいーーー!!
皆様、良いお年をお迎え下さい。
ブログ始めてみました
初めまして、こんにちは。汐織と申します。
もう今年も終わり、新年を迎える節目の時期となりましたね…
大掃除に年賀状、忘年会だ課題だとなにやら忙しい季節ではございますが皆様いかがお過ごしでしょうか
私は受験生と呼ばれるようになって漠然と勉強しなきゃなぁとは思い始めているものの、コンクールがすぐそこまで迫ってきているので音楽漬けの毎日を過ごしています。
とりあえず課題だけはなんとかしないと…!(笑)
さて、どうしてこんなに慌ただしいときにブログなんぞ始めてみようかなぁと思ったかということを少し。
まぁ一言で言ってしまうとやっぱり節目だから、なんですけどね
新年を迎えるにあたって何か新しい習慣を身につけたいと思ったのと、どこかで元旦に始めるよりは少しフライングしたほうが長続きする、ということを目にしたのでやるなら今だな…!と。
明るいところでは見えないけれど真っ暗なところでは他のと紛れて個々の輝きなんて誰もキニシナイ、そんなひとつの星のように、ひっそりと考えたことを書き留めておけたらいいなと思います。
まだまだ未熟でそんな自分が嫌になってしまうような毎日ですが来年は少しでも成長できるかな…